紫の物語 指先でなぞれば 藤の花咲き乱れ あなたの手をにぎろう 望むこと満たされて 人はどこに行くのか 新しい芽が吹いて 花は朽ち果てていく 季節は初夏で 小降りの雨 半袖では少し 鳥肌が立つ 古池のミドリガメ 捕まえようとするから 亀戸の天神は アタマを上げて待つよ 季節は初夏で 小降りの雨 半袖では少し 鳥肌が立つ 秘密の場所を 教えて欲しい 誰にも言わないから 自分だけに示して 藤の花 oh! 藤の花 oh! 藤の花 oh! もっと自由に娘よ 若紫のように 男心 狂わし 空蝉(うつせみ)は過ぎて行く 季節は初夏で 小降りの雨 半袖では少し 鳥肌が立つ 秘密の場所を 教えて欲しい 誰にも言わないから 自分だけに示して 藤の花 oh! 藤の花 oh! 藤の花 oh! 季節は初夏で 小降りの雨 半袖では少し 鳥肌が立つ