瓦礫のように粗雑に 積み上げられた身体は 異臭を放って混ざり合って 誰もが平等に 与えられるべき筈の希望は 所詮は空論、全て「灰と散れ」 欲深き人のエゴは次第に膨張し 「どれだけこの血を失えばいいの」 甘い蜜に群がる亡者よ ご覧よそこにはもう… 崩れ去る螺旋の下で 待ち焦がれた時を 今宵…鈍る銃声で撃ち殺す 夜が明ければこの「楽園」に 因われた君を迎えに行くから 少年は愛を涙を殺し絶望に学んだ 「生きることは奪うこと」だと 誰もが平等を そして共存を謳うけれど 現実を前に声は嗄れて行く 甘い密に群がる亡者よ ご覧よこの光景を現実を 崩れ去る螺旋の下で 待ち焦がれた時を 今宵…鈍る銃声で撃ち殺す 夜が明ければこの 「楽園」に 囚われた君を迎えに行くから 生まれ変わる月の下で