はんぱな風にあおられて どこまでも行けるはずだった 肝心かなめのその時、 ガスケツバイクを押していたんだ しくじった僕がいて へこんでる君がいた 地面をけとばし 口ぶえ吹いてた それでもいつものように 太陽は僕らを照らしてた かえらない かえれない 二度とかえらないこの時を この胸にやきつけて 消えない落書きを 笑ってた 笑ってた 君が笑うのが好きだった 吹かれて消える砂けむり ボロ靴はいて追いかけた 壁についてる足あとを もっと上までつけてみたいんだ つまづいた僕がいて 転んでる君がいた かわいた声が のどに絡んでた それでも何も変わらず 太陽は僕らを見つめてた 戻らない 戻れない 二度と戻らないこの時を この胸が痛くなる 消えない落書きで 正直に 正直に 君と笑うのが好きだった かえらない かえれない 二度とかえらないこの時を この胸にやきつけて 消えない落書きを 戻らない 戻れない 二度と戻らないこの時を この胸が痛くなる 消えない落書きで 目を閉じて ふりかえる 君と一緒なのが好きだった