午前7時 無機質なアラームは 「まだ寝たい」って言ったって聞いてくれない 昨日の夜更かしを後悔したら 急いで支度を始めなきゃ いっぱいになったメイクポーチに なけなしのやる気を大事に詰めて そろそろ電車に間に合わないかも 寝癖のまんまでもう家を出よう 気になっている彼からの 返信は今朝も来ていないけど 輝かせていくの 輝くはずの現在(いま)を 花咲くその瞬間(とき)を願って 明日の私のために 今日があるはずだから そうやって言い聞かせ 今日も 午前8時 満員電車に揺られ 必死に吊革に掴まりながら 「幸せですか?」と広告の文字 「幸せって何?」と問いかけた 「 "パッとしない" そんな日々だっていつか 意味あるものになるのよ」って私の 車窓に映っている顔はそうちょっぴり 目の下の隈が目立つけど この線路の続く先 笑顔の私がいるって信じて 輝かせていくの 浮かない平日だって 誰かが見てくれているはずだから 明日の私のために もう少し あと少し そうやってひとまず 週末まで 広告の中 笑顔のあの女性(ひと)も 同じように日々を戦っているの? 仕事も出会いも毎日が "自分磨く日々" そう思えたら 輝いていけるの 景色は変わっていくの 心に花がふわっと 咲いていくの 明日の私のために 今日があるはずだから 私を変えられるのは 私だから そうやって言い聞かせ 明日も