喧嘩しては泣いた あの頃と 少し違う 歯痒さも 苛立ちも無い サヨナラの後の涙 流れ着く場所も失って 思い出を濡らすの 滲んだ笑顔の隣には まだ私がいるのに 優しさもずるさも 幼さも だらしなさも あなただと 愛してたの もう一度戻れるなら 「一番近くで見ていて」と 強く握りしめた あなたの手が離せなかった あの夜に戻りたい 恋人じゃない頃に… 心の瞼が閉じれずに あなたを感じてる 屋上の錆びれたベンチに 靴箱のサンダルに いつか 生まれ変わりまた別々の 命を歩む時 通り過ぎる見知らぬ影が 私だと気付いても 声はかけないでいて また恋してしまうから…