ねえ どことなく君は誰かに似てる って言われてもなんだか 返事に戸惑う 確かめるように僕は鏡を見つめて 言われてみればと軽く話を合わす ない 胸に張れるまで までのものがない わかっているけど それでも探して 筆 走らせて 喉 震わせて 歌い踊らせて 夜が明けるまで 「合ってない」なんて 言葉はないような なんだってアリな自分でいたい だってなんだかんだ 面倒くさいじゃない 曖昧なことばっか歌いたくはない ない さらけ出せるまで までの度胸もない 気づいているけど それでも忘れて 筆 走らせて 喉 震わせて 歌い踊らせて 夜が明けて風がふわり頬を撫で 髪がなびく間 思い出したのは懐かしい声 町の音 アニメ 駄菓子屋 鬼ごっこ 明日の予報は雨 すべては繋がり合った 何も怖くはないと思った 音楽 スマブラ 漫画 バスケットで時間は過ぎたね すべてまだそこにあった 恐れることなどないと思った 筆 走らせて 喉 震わせて 歌い踊らせて 夜が明けるまで 筆 走らせて 喉 震わせて 歌い届けさせて 僕だけの声 ねえ どことなく君は誰かに似てる って言われてもなんだか 返事に戸惑う