ディアスポラ きっと帰る先も無く行こう 終わりも始まりも 選べはしないよ 足取りも覚束ないから汚した 両手には 確たる導もなく 滲む灰の色 見下す微笑 きっと意味を探してた この有様 選べない退路 血を繋ぐハイウェイ捻じ曲がって 揺られ続けている 叶えることなく 滲む色と花束 振り返る暇もなく 確かに僕ら 違えてはいない 行け 拙い矜持抱いて 丘を登れば 何かが始まる予感 讃えて差し出した 得難いこの今を 分け合っていたような 二人だから ディアスポラ 何時ぞ絶える あてもなく流浪 空も火も土も 変わりはしないよ 正しくありたいと縋った朧な言葉を 振り払う術もなく 焼き切れたフィラメント 咽せ返りそう きっと獣みたいだな 大抵はそう 楽になりたいの 蔓延る蔦 腕に絡ませて 彷徨い続けている 分かり合うことなく 導く術が無くても 振り返ることもなく 確かに僕ら 違えてはいない 行け 消せない不条理抱いて 夜の静寂から 何かが始まる予感 讃えて差し出した 知れはしない明日を 確信していた 二人だから ディアスポラ 何時ぞ逢える 果てもなく流浪 秘密も呪いも 誤魔化せはしないよ 歪み重なる迷路 失う時まで 何処まで来たのかも 分かりはしないよ 違えてはいけない 揺るぎない正気抱いて 望洋な空の下 変わり始める予感 讃えて差し出した 癒えはしない過去と 連れ立っていく 二人だから ディアスポラ きっと帰る場所も無く行こう 正しさも過ちも 邪げられぬよ 赤く染まる必定のような雨にうたれ 終わりも始まりも 選べはしなくても 問いかけ続けよう 忘れはしないもの
