夜を裂く 三味線のひと音 濡れた石畳 影が舞う 結び目だらけのこの命 ほどけるたび 強くなる 誰かが残した祈り火を 胸の奥へ縫い込んで 過去も未来も一息に 今この手で引き寄せる 切れそうなら 響け 迷う心ごと 鳴らせ 針のような月を掲げ 朝へ突きさせ 縫え 縫え 千年を縫え 涙と光を交差して 燃えろ 燃えろ 祈りの糸 この夜を紅く染めろ 縫え 縫え 千年を縫え 離れた鼓動をつないで 何度ほどけても また 運命を縫い直せ 傷は隠さず 模様にして 孤独は低い歌にして 受け取った熱のその先へ まだ見ぬ誰かに渡してく 息を止めて 一拍 闇を焦がす 和太鼓 声なき声を重ねて 今 ひとつになれ 祈りは待つことじゃない 震える手を伸ばすこと 裂けた世界の隙間さえ この愛で縫い留める 縫え 縫え 千年を縫え 昨日と明日を交差して 燃えろ 燃えろ 祈りの糸 この夜を朝に変えろ 縫え 縫え 千年を縫え 離れた鼓動をつないで 何度倒れても また 運命を縫い直せ 縫え 縫え 千年を縫え 声が消えてしまっても 胸に残された祈りは 千年先まで燃える 縫え 縫え 縫え 縫え 縫え… 祈りを未来へ
