散り急ぐ花びら 指でなぞれば 春の風が 止まった時間を撫でる あの日 君がくれた言葉たちは 今もまだ 心の海に揺れてる 薄紅色のトンネル 肩を並べて 不器用につないだ 熱い手のひら 眩しすぎたのは 桜じゃなくて 僕を真っ直ぐに見た 君の瞳 「ねえ、聞こえてる?」 震える指先 逸らせないほど 愛してた さくら 舞い散る空のキャンバスに 重ねた夢は まだ消えないまま さくら 風に吹かれる君の声 あの日交わした 約束はどこへ 巡る季節 アスファルトを染める花びら 「さよなら」だけが 言えないままで 静寂(しじま)に浮かぶ 君の面影 消せない香りが 胸を刺す さくら 舞い散る空のキャンバスに 重ねた夢は まだ消えないまま さくら 風に吹かれる君の声 あの日交わした 約束はどこへ 一片(ひとひら)の願い 空へ放して 君の歩む道が 光で溢れるように さくら もしまた巡り会えるなら あの日のように ただ笑い合おう
