Swan

歌詞

叶わない儚き心の 死場所は今も見つからない 泣き崩れた恋人達を 導くはスワンの輪舞曲 滑稽なまでに溺れては もう見えない所まで来た 絵本の中に憧れてた 少女は今も喋らないまま 石畳みの道を抜ければと 人混みで夢を描けば 今夜もあの酒場から聞こえた 輪舞曲と貴方に胸焦がしてた 冬が終わる頃に貴方が 消えたと噂を耳にしたの 想いを綴る紙も買えず 裏路地で貴方を想っていた 華街の灯りを頼りに 貴方までの道を覚えた 泣き崩れる私は今も 貴方を想うスワンの輪舞曲 チクタク時計の音だけが 反響と共に知らせます 何度ぶたれても痛みは無く 感情は千切れて踊り出す でも何故だろある晩突然 痛みも嘆きさえも消えて この胸に残るのはただ一つ 貴方が歌う愛の輪舞曲 貴方が消えたあの夜から 私は自由に羽を広げ 息も出来ず枯れた花も 月明かりに重ねてる恋心 叶わない儚き心の 死場所は今も見つからない 泣き崩れた恋人達を 導くはスワンの輪舞曲 拝見 君を見てから 届けとずっと願ってた 君を救うためだったら 僕が奴隷にだってなるさ ちぎれかけたその翼で どうか自由に空を羽ばたいて どうか僕の事を忘れて どうか前を向いて歩いて 冬も終わり貴方の街へ 私は狂った恋の答えを 大通りを歩く貴方の 隣に怒りを噛み殺してた 目を瞑り歌う想い人よ それだけの日々で良かったのに こみ上げる悲しみを胸に 貴方を歌うスワンの輪舞曲