紫の Pick-up Van 中指で Luck, You! 笑うあいつが すれすれに フロントを かすめてく 恋人を賭けた 真夜中の Dead heat 俺の隣の助手席に 黙り込む君がいた 二度と帰らない時を モノクロの夢に変えて 幻のスクリーンに 映し出してみる 時を戻して そして友情と引き換えに あの恋を手にした それだけで 二人ぶん傷付いた 引き際のいいあいつが 咥えタバコで笑って 朝焼けの燃える カーブに 消えて行った時 無くした物の重さを 痛いほど 思い知った 奮い合った恋がやけに 苦く見えてくる 風に殴られ 戻れない夜の中へ ひと時の旅に出よう いつまでも胸の中で 光り続けてる 二度と帰らないものを 人は思い出と呼んで 古いアルバ厶の中に しまい込んでいる 捨てられもせず