咲いたばかりの花を そっと包むように 握り締めた手が あの日ありました 思いもよらぬ風に 二人吹かれながら きずけばこんなに 時が過ぎました 春の木漏れ日に 夏の潮騒に 君は心を教えてくれた 何十年経っても ただありがとう 重ねて来た日々に ただありがとう 僕が僕でいられたのは 君がいてくれたから 不意に冷たい雨が 空を溢れた日は 一つ傘をさし 虹を待ちました いつかは雲が途切れ 光さす日がくる 変わらぬ笑顔は 夢になりました 秋の黄昏に冬の木枯らしに 君は心を支えてくれた 何十年経っても ただありがとう 続いて行く日々に ただありがとう 僕が僕でいられるのは 君がいてくれるから 何十年経っても ただありがとう 重ねて来た日々に ただありがとう 僕が僕でいられたのは 君がいてくれたから 君がいてくれたから