あぜ道をすりむいた足 気にせずに走り回る 名前もわからない 草花でつくりあげた 首飾りくれた チョコレートの銀色の紙 不器用に輪をつくる 小さな左手を 差し出した女の子の 薬指かざる 早く大人になりたいと 夢見る思い出の僕に 今の僕は心の中で あわてないでと声かけてる あぜ道を音にならない 口笛が響きわたる 大人の知らない ダンボールの隠れ家を 夕立が濡らす <♪> 小さな体震わせて 強がる思い出の僕が 今の僕の弱さに向けて 逃げてないでと呼びかけてる あぜ道を夕日をうけて 長い影歩いて行く あの頃失くした 手作りの竹とんぼ 何となく探す 思い出を探す <♪>