AWA

杮落し

Track by小林私

3,392
50
  • 2023.04.28
  • 2:35
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歌詞

手を伸ばせば暮らしに届く 住み処に居続ける危うさを 僕は時折考えている、 暖房の効いた部屋で 伸ばせるだけ伸ばした直径が 身の程と知っていてもいいから といえ目を背けないなら 辿り着ける場所があるような、 ないような 薬を飲むのも上手くなったから この痛みはすぐに引くよ 鈍感な人生賛歌に傾倒してる体の 今ある位置を探る 柔い布が暖かい陽射しを浴びて 痛快な箴言さんざめく閉口しても 運動になるから 意味のない言葉を連ねて漂わせる、 首を長くして 要するにどうもしたくない現状を 延命する為の病床を 上限まで借り切っている 足の先がまた遠くなっている 超常現象、生存本能、先攻後攻など 虚しく空を切っている 見る・知るを飛ばし 居る時分の皮膚は尚、 乾燥してるから 鈍く重い風にも気が付かないので 半袖にしたら切り傷に沁みる 忌み嫌われたこれが 痛みという時代にそぐわない 過去の産物へ 期待のない怒りだけ残っている 程なくと本題の屑に躓いて 起き上がる地面の味 韜晦した厭世さながら 本末転倒に幸福が遠ざかるような 呼吸をしている者 その誤解を解したい、 尊大な態度が 今まで鼻についていたの 泥にまみれた虫の足音、 渋柿を食べているアスファルト 人生はまだこんなもんじゃないと 手近にある全て抱きかかえよ

1曲 | 2023

このアルバムの収録曲

  • 1.杮落し
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