生活と別れ 切っても 切り離せない関係 帰り道の寂しさを 考えたくない夕べ さよならを貴方へとは 言いたくないのが本音 包み隠してしまって かっこをつけた 「じゃあね、またね」 仕方がないと 歌って笑ってしまえたら 良いのにね どうしても笑えないの また会えないと思ってしまうの 用が済んだら遠出 生活から また生活へ そっちではどう? そっちではどう? ようやく出来た居場所だって いつか離れてしまったって 帰る場所で在って 代えられない貴方でいて 月並みな言葉だって 綺麗事にされたって それが本当であって ここで今語って語って それは平凡な語らい どこにでもあるような関係 私と貴方じゃなくても 添えなくても映える恒常 例の枚挙に暇ない 誰が欠けたって別に厭わない でも貴方といたい そう思ったんだ、思ったんだ 手を振る影を見たくなくて 瞼を閉じてしまったって アスファルトに張り付く足は 上げられやしなくて 耳鳴りにこびりついた あの日々とさよならが いつまでも渇かぬ舌根 明日へと拐って拐って 貴方が去って 僕らが去って 見知らぬ誰かが 行き交っていても 僕らの生活は残ってる 貴方が行く先が またここのような場所に なればいい 生活と別れ 切っても切り離せない関係 どうしても行くの? どうしても行くよ