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恵日

Track by小林私

1,284
5
  • 2022.04.22
  • 4:27
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歌詞

午前4時半 冴えた目、 冴えない僕と陽の光 体が重くて起き上がることも ままならず 閉めきった部屋でこんな歌を 歌っている どうせ次、目を開けるときは 昼間の光が痛いから、瞼の 継ぎ目を離れないように 怯まず抑え込んだ 痛い指先に期待のない不安を 感じても 硬いギターの弦を懲りずに 食い込ませるのさ! 本日も快晴です 青空を裁ち切った 飛行機雲(vaportrail) 本日も快晴です 真実が無い昨日は どう足掻いたって 恵まれていたんだ 境遇は凡庸で芥の溜まった閨に 置き去った書によく似ている。 胸中の本能は悪と宣った、 眼前の鏡台に写る僕の顔は... 散々だ、散々だ! さんざっぱら泣き腫らした面だ! 「甘酸な閑談だ」? 簡単に言ってくれるじゃないか 散々だ、だが燦々だ... 段々晴れ渡っていくようだ 言い聞かせて苦しくなる 得たい 日々に痛くないように 死んじゃいたい 他人(ひと)の世に期待していたい 眠(ね)たい 日々に痛くないように 死んじゃいたい 他人ばかり期待していたい 本日は快晴です 明くる日もきっと快晴です 本日も快晴なのに 真実が無い昨日は、今日は 本日も快晴です 嗚呼、青空。 おしゃかにした飛行機雲 本日の快晴もいつかの僕は 恵日(けいじつ)と 名前を付けるのだろう

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