君はどうしたい 赤い窓辺にほっぺをつけて 明日の自分を羨んで 朧な月とはぎしり雨に歌いながら 思い出すのは なんにも知らない君さ 鉄線に腕を広げ小さな夢を語る君 いつか希望になって売り物になって 野晒しで血を吐いてもいいの 上手く踊りながら歌いながら 君はどうしたい アザラシにも忘れられて 屑に抱かれて眠る君 メキシコのモーテルで 俺の心にわずかな獣 思い出すのは 他人の庭を突き進む君 スカートたぐり月を擦る いつか希望になって売り物になって 野晒しで血を吐いてもいいの 上手く踊りながら歌いながら 涙も枯れた街の灯りは 僕の全て 君の全てだった