存在が顕になって 酔興な事と詰った 現状はご覧の通り 熱狂が歪に広がっている 情動が加速していて 追い付けない程のスピードが 消耗を促しており 頓珍漢な認識難で狂い出した脳内 あやふやな言葉を吐いては 性懲りも無く見透かされている 讃美歌はもはや聞こえていない やりきれない思いだけが続いて 遠くなったあなたを見つめていた 急速に過ぎ去っていく時間が 僕の心を締め付けて痛い 消えない音がずっと慈愛みたい 度し難い事はもう、一切ない 衝動が遍いていて 好尚の一部となった 数年の期間を以て 豊穣の準備が整っている 限界が近づいてきた? そんな、まだ本番はこれから! 再生を止めないでいて 折角こんなに幸福なんだ 終わらせやしないよ 際限ない現実に晒され また一人、心を折られた さて、あなたは何処までいけるの? これは「私」からの挑戦状 受けるも逃げるのもあなた次第で このまま堕ちる訳にいかないなら 骨の髄まで冴え渡れ 視界が眩いような 光景に期待したい 壊れたい程に混乱中 憂いを含んだあなたの歌は どんな色でも美しい 計画に沿って紡いだ世界は 極彩色の舞台だ 全ての愛が時代の一部で これから先も続いていく 誰一人、もう悲しまないように 歌えることができたなら また繰り返すリズムをなぞって 終曲へと近づいていくんだ 取り留めのないような胸中だけど 「あなた達へ」 と、そんな歌を歌いたい 如何にもならない事ばかりだけど 物語は終焉へと進んで 容赦のない無数の言葉達が あなたに向かって降り注いでいく 背中を押すことは出来ないけれど そっと手を添えて撫でてあげられる こんなくだらない私の叙情が 誰かを救う言葉になればと思う