君の背中と蓮の花 コンパスの針はNを指してる 美しい人 なぜか遠くて 笑ってるのに どこか寂しい その瞳に映った世界を 僕が見たなら痛むだろうか 君が拒んだ光の奥に 僕が注ぐから ねぇ 声を聞かせて 花を咲かせて どんなに汚れても染まらないで 君の背中と蓮の花 コンパスの針はNを指してる 美しい人 いまだ遠くて この瞳に映った世界を 君に見せたら笑うだろうか 僕が知らない傷を包んで 君は歌うから ねぇ 耳を澄ませる 君の祈りを どんなに迷ってもここにおいで 君の温度に触れさせて コンパスの針を僕に向けたい 縋る指 滲む目尻 息を吐いて 君を見せて 切り裂いて 落ちる雫 僕にだけは 沈めたい
