花惜月

歌詞

春を思えばただ悲しくて 春を思えば愛おしい 瞳閉じれば溢れる想い どうかこのまま 黄昏れる前に 心の声　遮る雨 誰にも気付かれずに こぼれ落ちて消えるだけの 想い受け止めてほしい 鈍(にび)の空に　冴ゆる光 花惜月(はなおしみづき）だけが 優しく涙の意味を教えてくれる 心繋ぐ糸が 今にも解けてしまいそう 想いで紡いだ感情を 言葉で解いてほしかった 春を思えばただ悲しくて 春を思えば愛おしい 瞳閉じれば溢れる想い どうかこのまま 黄昏れる前に 螺旋の夜　独り歩く あなたに触れられずに 迷い眠り落ちるだけの 想い今導いて 夜を過ぎる風が 願いも全て攫っていく 隣合う言葉と感情は 心を枯らして奪い去っていく 春を歌えば心憂いで 時を歌えば孤独で 淡く儚いひと時の夢 どうかこのまま 春を思えばただ悲しくて 春を思えば愛おしい 肩を寄せ合い重なった影 どうかそのまま 黄昏ないように