妙に目の冴えた朝 遠くでまばらな鳥の声 まぶたの裏に広がる色と 薄暗いカーテンの奥で何かに耳を 澄ましている 静かに沈んで行く朝 麻のシーツの感触に 君の面影を探し出す この空の向こうで君はまだ眠る? あのお気に入りのタオルケットを 握り締めている? 何気ないふりをして 君のいない夏がくるよ いつものmp3早すぎる bpmで過ぎるメロディーも 素知らぬ 素振りでこの夏もすぎてゆくの 身を焦がすように踊り悶え 苦しみたいの もう眠れない早く目覚めすぎた朝は 静寂の向こうに君を想う今日 かき鳴らす気持ちは 降り積もった日々の 軋む音奏でて ああ でも もう あなたがいない 扇風機が首を振って タンクトップの首筋を撫でる 頭ん中を流れ続ける言葉は 君に近付くため やがて日は昇り 騒がしい一日がはじまる 僕は僕になって今日をはじめる 何気ないふりをして 君のいない夏がくるよ いつものmp3早すぎる bpmで過ぎるメロディーも 素知らぬ 素振りでこの夏もすぎてゆくの 身を焦がすように踊り悶え 苦しみたいの もう眠れない早く目覚めすぎた朝は 静寂の向こうに君を想う今日 かき鳴らす気持ちは 降り積もった日々の 軋む音奏でて ああ でも もう あなたがいない