「リスタート」 聞いてくれてありがとうございまし た。 どうやった? 韻勢生活は超えれた? アルバム出す度に毎回思うんだよ。 もうこれ以上の作品は 出せないって。 もちろん今回も完成した瞬間に、 そう思えた。 6枚目にして、 これが俺の最高傑作だ。 このアルバムは、タイトル通り レールの外れた列車から 再出発すると同時に、 完成させていったアルバムだ。 まぁ今この瞬間は、曲でもないし、 流し聞きでもなんでもいいから、 最後に聞いてくれ。 何が正解か不正解かも 分からないまま踏み出したこの 「リスタート」 はっきり言ってこのアルバムが 完成するまで 物凄く大変な事ばっかりだった。 お世話になった人から離れて、 全て一から初めて、 右も左も、 前も後ろも分からん状態で動き 出した。 「お前じゃ無茶だ」って、 「絶対に失敗するぞ」って、 ボロクソに言われた。 そりゃ、流石の俺もこたえたよ。 死ぬこと以外かすり傷。 なんて言葉があるけど、 もはや生きてるだけで重症って。 そんな感じだった。 だけど、だけどやっぱり、 週末ライブで地方に足を運ぶ度、 みんなの目ん玉を見る度、 今の俺がこんな 状態でどうするんだって。 見てもらってんじゃねぇ、 見せてやってんだって、 マイクを握って来たはずの俺が、 逆に元気をもらってんのは 俺じゃないかって。 マジでそう思えたんだ。 ライブ中に携帯のライトで 照らされなくても、 皆の目玉が既に俺の事を 照らしてくれてたんだ。 だから、こっから先は、 俺が俺自身の音楽で、 照らしに行くよ。 どんな困難があろうといつか 救われる。 なんて言われても 今が耐えられないから行き 詰まってるあなたへ。 当たって砕けろ。 なんて無責任なこと言われても、 まずぶつかることすらもままならな いあなたへ。 きっと不安なんだろ。 でも、 不安ってのはそれだけ 本気なんだよ。 全てが計算通りの人生なんて 面白くないからなあ。 安心して不安になっていいんだぜ。 断言させてくれ。 あなたは、 あなたらしい人生を生きる事を 最後の最後まで決して諦めない。 満ち足りた人間が夢なんて 見れるはずがねえ。 負けてきた俺らだから 見れるはずなんだって。 人生楽しんだもん勝ちじゃねえ。 苦しんできた俺らだから 勝てるはずなんだって。 俺はそう信じてる。 そして最後に、 こんな俺に付いてきてくれた、 俺以上に俺の事を信じてくれてる 数少ない仲間へ。 こんなだらしない俺やけど、 頼りない俺やけど、 俺の音楽だけは間違いないからさ、 1%の可能性を100%で 信じてくれ、 信じてるぜ。 じゃあまた。 待ち合わせはあのステージで。 「リスタート」。
