夜焦りの暗がり 去りし夏の宵 二人眺めてるの 闇空に放たれるほど儚く 降らせ今この静に 灯りはまだ遠く 揺らぎ揺らがれるほど ただ浮かべば消える空を見上げた あなたに問いかける 寂しさと別れは切り離されぬのか 響る空花火の散るを見遣って 夏が僕らを染め上げる光になって またねを言わさぬまま 君が僕の手を強く握れる 微かな意味を探すのかな 夜風に凪を見る 話は無いのに 二人眺めてるの ただ浮かぶ月夜灯りの下 もう行かなきゃじゃあねまた明日ね なんて言い出すことですら儘ならぬ 今の 二人頭上に輝けるほど満たしている らら君が嘘を語り出して またねを言わんとするなら 忘れないでと涙声語り合っても 意味など無いのかな 夜焦りの暗がり 去りし夏の宵 二人眺めてるの 響る空花火の散るを 笑って 夏が僕らを染め上げる光になって またねを言わさぬまま 闇夜を最後に飾らせる光に 僕らは意味を探すのかな 夢を見たんだ君がまた大人になって またねも言わさぬまま 忘れないよとかすれて 消えてしまうけど それは未来の話