消えない痕を残して 自分だけは笑顔で幕を降ろした 面倒事を遺して 自分は綺麗なままで夢を見ているわ ねえ何で何も言わないの? これじゃこっちが地獄のようさ 山茶花よ 嗚呼 今何処に 背負えない苦しみに傅くわ ねぇ どうせ置いて逝くんでしょ 永遠の今ぶら下げて何を見ているの 甘い命に誘われて 儚いとわかっても猶 山茶花よ 嗚呼 まだここに 拭えない幸せの残り香よ もういかないで 1人にしないで もう盗らないで 愛が枯れる 山茶花よ 憎き魔物よ 無責任な最期の言葉よ 呪うなら悪しき運命を もう会えない君にまだ傅くわ