あの夜に湧き出した想いが 呪いのように取り憑いては 満たされた心の奥から また僕を呼んでる 自分のことに 手一杯で狭まった視野を 少しずつ広げて 愛に触れて 手にした幸せの背後で 違う僕が泣いてて あの夜に湧き出した想いが 他人(よそ)からすれば 偽物(フェイク)でも 穏やかな暮らしから影を 引き出しては惑わす みんなどっかが 欠けたまま大人になっては そんなこと忘れて 目に見えない 切なさと隣り合わせで 違う君も泣いてて あの夜に差し出した想いが 他人(よそ)からすれば罪でも 潔白(まっしろ)な心なら裁けよ 誰一人できないだろ それぞれに湧き出した想いの 形が揃わなくても 真摯(まっすぐ)な心なら届けよ イメージの向こうへと あの夜に差し出した想いは 精一杯の強がりだよ 音にした言葉が溢れて この手を離れていく 消えないで