ああ 美しき人よ ねえ なぜに泣くのでしょう? もう 哀しみの花は そっと摘み取リましよう 強く 焦がれた愛の後に めぐるヒカリの季節 薄紅の蕾 信じる限り赤く 愛する人だけに 彩ってゆく 夢みし春に 恋せよ乙女 ひとひらの接吻を 咲かせましょう 桃色の風 あなたを包む その胸に香りゆく ビオラの花 まとって <♪> ああ 恋ゆえの証 そう こころの痛みも… 今は 願いに凛とひらく 自い花びらとなれ 清きいとしさは 野に咲く花のままに 可憐に揺れながら 刹那を歌う 咲き誇る様に 恋せよ乙女 頬笑みでその髪を 飾りましょう 泡沫の夢 切ないときも 空を仰ぐあなたは ビオラの花 麗しい <♪> 愛する人だけに 彩ってゆく 夢みし春に 恋せよ乙女 ひとひらの接吻を 咲かせましょう 桃色の風 あなたを包む その胸に香りゆく ビオラの花 まとって