深く色落とす その瞳の奥に 君は今も哀しみ閉じ込めたまま 爪痕を残す 痛みも抱きしめて 何も言わず 身を任せればいい 降り注ぐ陽射しは 全てを許すように 凍りついた心まで 狂おしいほど溶かしていくから ただとめどなく溢れだす この愛を込めて もう一度飛び立とう 傷ついた翼をまた広げ 輝く河の向こう岸 別れを伝えて もう振り返らずに 明日に何が待つのだとしても 視界揺れ動く 影にとまどうなら 瞳閉じて 身を任せればいい やがて霧は晴れて その足下 照らしていくから ただとめどなく溢れだす この愛を込めて もう一度飛び立とう 報いを待つことさえ忘れて 輝く河の向こう岸 別れを伝えて もう振り返らずに 行く手に何が待つのだとしても 耳をすましていて 行き交う波の音 踏み出すべき道を伝えるように そして霧は晴れて その身体を 包んでいくから 尽きることなく溢れだす この愛を込めて 何度でも飛び立とう 差しのべられた救いの手触れて 輝く河の向こう岸 別れを伝えて もう振り返らずに 最期に何が待つのだとしても