<♪> フィナーレの幕が 静かに降りると 肩で深呼吸 もとの素顔になる 楽器の散らばる 舞台を駆け抜け 次の町に行く 旅の繰り返しね サインをせがむ子供 ごめんね 急いでるの 楽屋口の電話 優しい声が聞きたい 星の数ほどの 恋歌があるけど 歌う私には 愛しあう自由もないのよ <♪> 駅のホームには はなやかな色のポスター よそゆきの顔が淋しそうね 汽車の窓映る 私は私よ 人を好きになる それは自然でしょう 心の動きだけは 誰にも止められない 雑誌伏せて眠る 私の夢をかなえて いつか あなたへの ラブ・ソングを歌うわ そっと耳元に くちびるを寄せてね いいでしょう <♪> 星の数ほどの 人たちに歌うわ みんな幸福になるように それから 私も… <♪>