君といると大きな穴が ぽっかりと開いた穴が埋まってゆく 僕が今まで開けてきた穴を 君は黙ってても埋めていく きれいな橙の 雲の間から見える 赤い赤い太陽 眺めてた 汚い言葉で濁ってた気持ちが たった一秒で流れて消えたんだ 君といるとなんだかとても あったかい気持ち ぽっかりと浮かぶ 静かな春先の 夜になってもまだ冷える 暗い暗い川べりを歩いてた 嘘で固まった馬鹿で軽い人生を たった一秒で流してくれたんだ 君といると大きな穴が ぽっかりと開いた穴が埋まってゆく 僕が今まで開けてきた穴を 君は黙ってても埋めていく