眠りを告げる銀色 見上げた瞳 照らす 微睡んだ街並みを撫でる子守唄 柔らかく包み込む風は 羽のようで 忙しなくて 忘れた日々 思い起こすように きらりと瞬いては 話しかける 数多の遠い星たち ら ら ら 歌って ら ら ら 歩んで 時計の針を気にせず さあ、ら ら ら 響くよ ら ら ら 輝くよ 澄んだ空の中 悲しい涙も嬉しい涙も 全て受け止めて寄り添うよ 立ち止まる足と強がる心に 優しい温もり 降り注ぐ 目覚めを告げる金色 見上げた瞳 灯して 明日を待つ 薄明かりが 耳打ちしてゆく このまま どこにいても失くさないで 自分の持つ彩りを ら ら ら 歩んで ら ら ら 息して 思いつくままに行こう さあ、ら ら ら 響くよ ら ら ら 輝くよ 代わりのない声 そろそろ行かなきゃ 姿は見えない だけど 何時までもここにいる 顔出す日差しに薄らぐ光で そっと手を握り 「じゃあ、またね」