降りだした雨 濡れた靴のままで 傘ささず歩き出す 頬ぬらすのは 暖かな雫で 懐かしい空 いつか見たような色して 過ぎてゆく日々 戻らないゆえの寂しさ ふざけてた夏の夜の灯りに滲んで ただ愛だけが心に残る 移りゆく景色 その姿変えても じっと雨の中 空を見上げている 次出会う晴れ間をただ 待ち侘びて 口笛と風向かう方へ 思い出は夏の雨の香りにとけてく ただ時だけが想いを繋いで 失われた言葉 忘れられたものが きっとそれだけが道を描いていく また出会う晴れ間をただ 待てばいいさ 明日ならほんのすぐそこに ただ愛だけが心に残る 移りゆく景色 その姿変えても じっと雨の中 空を見上げている 次出会う晴れ間をただ 待ち侘びて 口笛と風向かう方へ