大切なものを失うかわりに 大切なものが見つかるわけじゃない 眠れずに迎えた 朝の光の悲しいほどの美しさに 涙が溢れるのは きっとそうなんだよ 私たちには逆らえないことが 多すぎる でもそうなんだよ 君にもわかるよ 真っ黒な世界と真っ白な未来が あれからさ 何度めの春が来たの? 私はね まだずっと探してる 鈍色の空を見上げるたびに なぜだろう たまらなくなるんだ 変わっていくことが怖いんだ あの時から私は止まったままだよ 景色も気持ちも鮮やかに それでも花は咲き続けるよ きっとそうなんだよ 私たちには逆らえないことが 多すぎる でもそうなんだよ 君にもわかるよ 真っ黒な世界と真っ白な 未来があること 忘れないで