知らない声が聞こえた今日は小さな 温かいスープに夢を見る。 昨日までの夜を 溶かしていくみたいだ! 薄暗い部屋の中目覚めたら、 なぜだか哀し気に窓を見る 君がいた。 楓が赤く染まって落ちた。 綺麗だった。 あの日動き出した今日に立ち 竦んだままだった。 もう朝が来ない事なんて 気付けなかった。 会いたい。と心はこぼした。 届かない手紙へ 会いたいな。遠い星を見ていた。 それは青かった。 綺麗だった。 鳴かない僕らが過ごしていた 部屋には、 古ぼけた音の時計が一つ。 静かだった命はそこで 止まっていたんだ。 体は軽くなるようだ。 戻れないことを知った。 いつか見た雲より高く! 落ちていくよ。 会いたい。と心はこぼした。 届かない手紙へ 会いたいな。 紅く輝く僕はそこから 見えるかなぁ。 会いたい。と心を託した。 黒く焦げた手紙へ 会いたいな。 君がいたあの星はとても青かった。 綺麗だった。
