冷たい風の吹く日は あなたの匂いがツンと鼻を掠める 手を繋ぎ歩いた道は 私の気持ちなど知らず何も 変わらない あぁ 変わったのは二人だけで まだ 気持ちは変わらないのに 吐息に混ざる声は 灰色の空に消えてくだけ ビオラの花が咲き いつもの道を 青に染める あどけない風に吹かれ 涙が頬をつたう あなたと交わした言葉 今頃になって 記憶が蘇る わがまま過ぎた言葉が 今頃になって 胸を強く締めつける あぁ 勝手な気持ちが溢れだす また あの頃の二人に戻りたくて "もう一度"と願った声は 灰色の空に消えてくだけ 時を紡ぐ糸が もしあるのなら 紡ぎたい 青に揺れる花びら みつめながら想う 終わりがあれば 始まりもある そんな言葉 今の私にはいらない 必要なのは 確かめる事もなく あなたの全て ビオラの花が咲き いつもの道を 青に染める あどけない風に吹かれ 涙が頬をつたう 時を紡ぐ糸が もしあるのなら 紡ぎたい 青に揺れる花びら みつめながら想う 青に揺れる道で… あなたの事を想う…