孤独の中 触れた熱が 僕の睫毛を揺らした 鼓動のような 遠雷が響く 走り出した 未熟な僕 不確かな生を踏み抜く なぞる光 淡く溶ける夜 「生きる」 すでに奇跡の上にいるのに 「輝きたい」欲張りな現 道をゆく なんて綺麗な闇なのだろう 照らせ 僕だけの物語 滴る赤 揺らめく青 立ち込める霧雨の中 貪欲なこの牙 愚直に刺さる なにが間違いなのか? この道でいいのか? 月灯はただ 見守っていた 辛い過去は忘れることはできない だから 辛さに立ち向かえる歌を 僕は今 滾る情熱のゆくままいる 響け 鐘の音は 未来に鳴る 存在を 問いかける ふるいに かけられる 暗闇が瞳に流れ込む 「生きる」「生きてく」 導く灯りの筋 辿った 今を戦い抜くと誓った僕らは 失う強さを知っている 不完全なものが 美しいと知っているから 進め 僕だけの物語