なんで息してるのかなって 嘘みたいに苦しくなる夜があるの 勝手に意味ばかり求めて 無駄な抵抗と気付いて夜に溶ける 無機質な大丈夫 欲しがるクセに 分かった顔はされたくはない イカれた僕のこの性癖じゃ 君の意図なんて汲み取れないね 息を止めた方が楽 なんて分かってる って分かってるフリして 今日も笑えてる 不甲斐ない毎秒に唾吐く程度には 命を雑に扱って とどのつまり僕は僕で それ以上も以下もなくて 怖い程にズルくて弱い 勝手な生き物 でも死ねないの 始まりの兆しに終わりを見てばかり 何かのせいにしては自己防衛に必死 抽象的なモノばかり吐き出しては 突き刺した言葉を嘘だと言った 君はどうかこうならず 幸せであれと 歌ってるフリして 自分に言い聞かせる 申し訳ない事だけど 僕は僕が一番大切みたいだ 音 失くせば 楽なのかな? それでも楽しそうじゃないな 息をしてるだけじゃ 物足りない勝手な生き物 生きていたいよ 生きていたいの この夜が去り 朝が来れば また今日も僕が始まっていく 曖昧な存在だが 0にもなれないの とどのつまり僕は僕で それ以上も以下もなくて 怖い程にズルくて弱い 勝手な生き物 でも死ねないの