きみと目が合うたび赤く染まる頬を 沈みかけたオレンジのせいにした 夢のような今を少しも色褪せずに ココロにしまっておけたらいいな 細く長く伸びたふたつの影 まるで絵に描いたような夕暮れに おかしなポーズを映す帰り道 笑い声こだまする 細く長く伸びたふたつの影 重なった手と手が照れくさくて 影を踏まれたら負けだなんて 言い訳に走り出す きみと目が合うたび赤く染まる頬を 沈みかけたオレンジのせいにした 夢のような今を少しも色褪せずに ココロにしまっておけたらいいな 花のような夕焼けは世界を染めて 流れ続ける時間に記しをつけた 一秒ごとに変わりゆくココロだから きみが笑う瞬間を見逃さぬように 長く伸びた影も赤く染まる頬も 繋いだ手の温度もそのチカラも 今ココにあるすべてを少しも色褪せずに ココロにしまっておけたらいいな きみのココロに棲む影をひとつひとつ この足で踏みつけてゆきたいから 季節がまた巡ってもふたつの影は ずっと隣り合っていられたらいいな