眠るたびに夢にあらわれて 目覚めるたびに愛しくなって 会えば帰り道を忘れたくなる これが恋じゃありませんように 深夜のサービスエリアで シャッターに囲まれ キスをした 「なんだか 歌詞になりそうだね」って あなたは無邪気に笑いながら One more time 思春期みたいな 冬の匂いに 身を潜めるように ときめいてた あの頃はきっと ただそれだけで良かったのにね 馬鹿みたい あまくてにがい 矛盾に溺れて 混ざり合うだけで いいや 終わりなんてずっと来ないよ だって何も始まってないもん だから もう少しこのまま I want to stay here 眠るたびに夢にあらわれて 目覚めるたびに愛しくなって 会えば帰り道を忘れたくなる これが恋じゃありませんように 猫のあつかいが妙に上手いとこ いつまでも少年みたいなとこ 目が離せない きっとそんなのも 全部バレてる 「会いたい」は言えない 「そばにいて」はもっと言えない でも 形がないなら 無いのと同じ だから さみしくなんてなかったよ なのにどうして あなたを想うと 擦りむいたみたいに 痛いや でも 答えなんてないからさ だからすべてが正しかったよ きっと全部 マボロシだったの It’s like a dreaming 抱き合う時の温度も 匂いも まるで「最後」を上塗りするみたい ほんのすこしの約束が欲しかったよ これが恋じゃありませんように かなしいとか くるしいよりも ただ あなたに触れてたかった 固結びの糸をほどくみたいに 呪いを脱がせてくれた人 眠るたびに夢にあらわれて 目覚めるたびに愛しくなって 会えば帰り道を忘れたくなる これが恋じゃありませんように