海に足浸したら溶けそうで 魚が遠くを跳ねて月を濡らす 帰宅すると手に夢ぶらさげて 夜が話しかけてくる あれからしばらく ゆるやかパツパツなってくお月様 この光はおれだけのためにあった そしたら夢がはじまった ああ楽しい! 閻魔様 ! もっとひかりをみせて ああ嬉しい! 観音様 ! おれをズタボロに滅ぼして I am dead inside 実際 追憶と忘却くりかえし 月明かりさえ通さず わたし魚なの あなたの温度がほしいのよ 破れた ビーズの 断面 みたいな 愛 うずくまってひとりnothing am i あああんなにも求めていたの 長い夜の眠りのいい音 ああこんなにも求めているの ずっとはじまらない論理万華鏡 心臓のうつ脈が波紋を広げて 弧を描いた 先に後悔はない 失いつづけてゆく物語 どうしたって皆目に見えない 羽を生やして夢と隣り合う ここはまだまだこの世 おれら形あるから会えるよ どんどんと どんどんと 沈んでゆく 混ざり合いたい 溶け合いたい あなたがたりない どんどんと 海に沈んでゆく わたしの中心があなたになってしま う わたしにはわたししかいないのに 人間は孤独なのに どんどんと どんどんと 沈んでゆく 吐く煙とともに あなたの体温が忘れられなくて わたしの体温は忘れてしまって 本当の自分さえ失くしてしまったっ け 混同しているあれとこれ 波の音 あおい闇につつまれて ここはどこ バルド存在? 松果体の旅 始まったみたい 渦巻く炎の紐抜けて 夜空でもう1つの月が笑ってた 飛び出す絵本 360度のビジョン 花の合間揺られバラバラ オイモイエゴー 周りで無数の宇宙が踊って永遠が終 わらねえ 心臓のうつ脈が波紋を広げて 弧を描いた 先に後悔はない 失いつづけてく物語