吐息が白く風めく 一人歩く帰り道 初めて君を見たのは 雪が舞う夜だった 君なしじゃどこへも進めなくて ひとりきり迷うだけの私を 君が見ていたら笑うのかな… 遥か空の上で 雪の音(ね) ひとつひとつが淡いオト立て 漆黒の闇に消えた You kissed my neck 君のシルシが花弁のように まだここに残っているのに 泣かないよ、ねぇ 聴こえないのは君の声だけ それならばいっそこのまま 星のレース ひらり纏って 君の元へと 今すぐに 飛んでいけたなら せめて消えない誓いに代えて 儚い願いを雪に託すよ snow ring 彩めくillumination 二人で見た帰り道 最後にキスをしたのも 雪が舞う夜だった 想い出はいつも甘く色濃く 時に残酷なほど爪を立てて 逸らしても君は戻らない 遥か星になって 時の音(ね) 一秒ごとに追いかけてくる 現実と悲愴の波 I'm in a maze 忘れることも留まることも 選べずに立ち止まったまま 泣かないよ、ねぇ 積り続ける痛みもすべて この胸に受け止めたなら 月のメイク はらり零れた 雫隠して もう二度と 振り向かぬように せめて笑顔を見てて欲しくて 儚い願いを雪に託すよ snow ring 雪の音(ね) ひとつひとつが淡いオト立て 漆黒の闇に消えた You kissed my neck 君のシルシが花弁のように まだここに残っているけど 泣かないよ、ねぇ いつも隣に居てくれたこと この先も忘れないから 次のステージ 生きていかなきゃ 強くならなきゃ いつの日か君に逢う日まで 色は匂わず 雪解けを待つ 儚い誓いを 空に届けて snow ring