車を降りて制服に着替え 鍵を回してシャッター開ける まだ朝の風が眠たいのに 心はもう 帰り道 エンジン音よりも 帰りたい声が響く 「おはようございます」が重すぎる 帰りたい 今すぐに 帰りたい あのベッドへ 出勤10分でやる気ゼロ ホース握っても心は空っぽ 帰りたい 帰りたい それだけが真実だ タオルを絞って窓を拭いて 笑顔を作って声を張るけど 「作業中です」って身体は動く 本当は帰り道を探してる 給油の数だけ 溜息増えてく 時計の針が 止まって見える 帰りたい もうずっと 帰りたい この作業中でも 洗車の泡に隠した声は 「帰れよ」って囁いてる 帰りたい 帰りたい それだけが真実だ 働かないと暮らせない わかってる それでも 心はずっとドアの外 ハンドルを握りたがってる 帰りたい 叫びながら 帰りたい 油の匂いの中で 未来の夢より今すぐ布団 明日もまた繰り返す 帰りたい 帰りたい それだけが真実だ 帰りたい もう一度 帰りたい 声を枯らして 明日のシフトに怯えながら それでもまたここに立つ 帰りたい 帰りたい それだけが真実だ
