その時が来たって思えたんだ 窮屈に詰めた段ボールの山 思い出は意外と場所を取ると知った うるさい虫が鳴くこの道も 選択肢のなかった駅前も 最後だと思うと少し愛せそうな 気がしたんだ さようなら 馴染みきった今日を抜けて 知り得ない明日を選ぼう Goodbye my youth ただ変わってしまうことが怖かった ずっと 愛ゆえに手放せずにいた 懐かしい風の匂いで振り向いた この街も案外悪くはないが もうお別れさ 新しい日々を生きていく 慣れない景色が見える窓 初めてで戸惑ったメトロ 最寄りのコンビニ探しすら冒険だ 胸が躍る ねぇこんなに 寂しくて でも確かに 何かが始まる予感 Goodbye my youth ただ変わってしまうことが怖かった ずっと 愛ゆえに手放せずにいた 曲がり角 一つ手前で間違えた 地図アプリなしじゃまだ歩けないが もう好きかもな 新しい街で生きていく 踏み出した僕を愛してる