ひとりで来るのは 初めてだったの 波打つ足元 いつしか痺れて 笑顔で眺めた あの夕日とは 違って見えた オレンジ色が溶けていく 後悔の海へ 悲しさも楽しさも 連れて 夢に変われば許される そんな気がしたの どうしても動かない 足が憎い -あの時こうすれば良かった- って無意味なのに 星降る浜辺で うつむくなんて 贅沢だよね オレンジ色の温もりが 潮風に乗って 掠めては 巻き戻る景色 夢が終われば踏み出せる そんな気がしたの 前を見て もうすぐで夜が明ける 夢の向こう 歩き出す 遅くたっていい 大切な 大切な願い オレンジ色が溶けていく 後悔の海へ 悲しさも楽しさも 連れていくの それがきっと届くまで