「あなたさえ いればいい」 「笑っていてくれたら それだけでいい」 願うことすら 叶わない ぼくにはもう 選べない“祈り” 子どもだからって 嘘をつかないで 真実を隠さないで もう大人だよって 言わないから 忘れるから 教えてほしい ぼくは ぼくを もう一度だけ 捨ててしまったけれど ここが最後の場所だから 目を閉じて つぶやいた 春がくるよ おかえり 間違いなんて 何もない 大丈夫じゃないとこも包みたいの 生きていてほしい 私は待ってる あなたの季節が ひらくときを ひとりで 今をたぐり寄せて 満ちる時を待つの もう私は どこへも逃げない 愛も祈りも願いも 帰ってこれるの 同じだけど 違う場所に 愛し方がわからないから この手を離してしまったの 私も同じ でもね聞いて 手放して また始める 私は愛を知ってる あなたがとなりにいないから あなたと ずっとそばにいたよ でも、ねえ ここには居られない さみしさが 光ろうと 悲しくはない 愛を創る めぐりゆくように 私もあなたも抱きしめて 白い光の その中で 目を閉じて つぶやいた 春がきたよ 還ろう かえろう かえろう ぼくらがここで 待っているのは