焼けるような日々の午後 婚前の写真よ ふたりで笑ってた 熱海の海のそばで 気づいたろ 落としたのはわざとだってこと キミだけと生きていく 心から ありがとう、が聞こえた コーヒーが冷めてしまうほど 喧騒の日々を あなたと紡いだ 不安とカーテンが揺れた 気付いたら想いがほら、 バラバラて音 幸せのほころびが 若さの碧に積もったのさ 2人だけのおとぎ話 思い出は泡立つサイダーのように 写真と僕らを繋いだこと 気付いたら、もう歳だけがほら、 残酷だってこと キミだけを見てきたのかな、 ありがとうが夜を超えた 築いた想いが詩たるのは 皺が語ってるもの 写真だけよ 色褪せてしまうのは 愛がそうさせたのさ ありがとう、が聞こえた