「さよならを告げるための花束を 贈るよ」 貴方がくれた視界の隅で 空の匂いがする 春に届かぬ青さもあると ため息ひとつ マリーゴールドの花道を 辿れば貴方のそばにいれるかな 笑われるかな あぁ 会いたいな さよならを告げるために 花束を抱きしめた 最後まで"貴方"を生きた その笑顔は誰のため? 貴方がくれた視界の隅で 海の匂いがする 冷たい肌に 施す死化粧 震える指先 哀しみに果てはなく 孤独だけ数えてた 運命さえ超えられない この心は__(誰のため?) "ねぇ愛しきあの日にも名を 付けよう" "ふたりだけの世界" あぁ 哀しきこの日に 鎖をかけよう 結び目はきつく あの海の匂いが今 少しずつ遠のくから さよならを告げるために 花束 抱きしめて 歩いてく