まんまるな月がずっと 居た分だけ残っている 部屋の中のそこら中に響いてくんだ 誰かの声がする。 丸まったままの本の帯と 永遠に流れるネットショッピング 飲めないふりしてた ブラックコーヒー わがままだから 知らないふりして欲しい もしも明日月が出なくても 君に綺麗だと言いたい 明日雲が陰っても 君に綺麗だと言いたいな 貰った分だけ残っている 枕元に置いたままの写真や優しさが 私の記憶になって きっと大事になる いつか本当に忘れて 他の誰かの事を想っても いつでも月は綺麗なまんまで いつか想像する未来が 消えちゃう様な約束なら 今は「君がいい」だけで 暮らしたい もしも明日月が見えなくても 君に綺麗だと言いたい 明日雨が降っても 君に綺麗だと言いたい 明日の君が笑えるなら それがいいな、それがいいな 明日の君が笑えるなら それでいいな、それでいいな