とりあえず君と落ち合って 何気なく酒を飲み交わすと むかし話に花を咲かせ 心が軽くなるんだ 誰もむかしは子供だって 愛の形さえまだわからなく 叫び お喋りを繰り返し 大人へと駆けのぼって 走ってた 手探り風まかせ 何をしてても満たされずに青い言葉口に出す 重ね重ね抱いた孤独 永遠に続く一人の旅行 もどかしい気持ちに火をつけ 騙し騙して歩いていく 同じ旅先で君と会う そしたらまた奇遇を装って酒でも飲もうよ バイト終わりの帰り道 茜色の空かきわけてゆく飛行機雲 指でなぞる君の横顔 忘れられないんだ どこまでも続くこの道だと信じていた19の時 二十歳を越え いつの間にか結末ばかり気にして 焦ってた 賢く人まかせ ずるいことばかり 借り物ばっか 本当の自分は何処へ 重ね重ね抱いた孤独 明日も続く一人の旅行 もどかしい気持ちに火をつけ 騙し騙して歩いていく 同じ旅先で君と会う そしたらまた奇遇を装って酒でも飲もうよ