駆け出せたのならば 間に合ってたのかな 深く遮断機が降りた 強く警報が鳴ってた あとちょっとしたらここは 音に埋めつくされそうだ ポケットに右手がすべりこむ ストップ音楽はとまる 空気を叩くように 電車はすごいスピード 結論を探すように 僕らはすごいスピード ふと浮かんできてたとたんに すっと上がりだした遮断機 一瞬静かになった目の前に すぐ街のざわめきが戻った この瞬間をきっかけにすれば 忘れてただけで思い出すと 変わらないもの見えてくるの どこにいても 思い出せるのならきっと あたりまえも光りだすよ 君がいる街僕がいる街 奴がいる街変わっていく街 階段の上で時計だけ気にしてて 昨日のように改札を抜ける いつのまにか季節を超える 反対側ホームへ先に 電車 あたりまえのように空いてた こっち側ホームへ入る電車 重なり合う時に乗り込んだ 今日は目的地が違うはずなのにさ 誰かの背中にまた ボンヤリついていったまま 乗り換えを間違える ひとり笑って立ち止まる 一瞬静かになった目の前に すぐ街のざわめきが戻った この瞬間をきっかけにすれば 忘れてただけで思い出すと 変わらないもの見えてくるの どこにいても 思い出せるのならきっと あたりまえも光りだすよ 君がいる街僕がいる街 奴がいる街変わらない街