Track by浅野毅
暮れゆく街の灯り 百年かけて走る列車から 速度はいつも同じ 君はどこで どこで 降りるの? 違う、私から話し掛けた。 ちゃんと覚えてる。 微笑む君越しに ‥‥あれはいったい いつの光? 無邪気に笑っててもいい? それとも ありふれた願いが 控えめな幸せが 見知らぬ人の今を 押し流して どこかに限りがあるんだろう そんなふうに見えなくても 考えるだけ無駄なこと 考えるだけ、君のこと。 死にゆく星の光 百年かけて走る列車から。